令和７年度　金融機関職員向け経営支援力向上研修」第5日目（最終会合）が終了しました

令和7年度「金融機関職員向け経営支援力向上研修」（全5回）の最終回となる第5日目を、12月5日に九州財務局 熊本地方合同庁舎にて開催いたしました。
今回も若手金融機関職員の皆様、約20名にご参加いただきました。

まず、当拠点の植田和典コーディネーターがオンラインにて『想いに寄り添い、想いを育む中小企業支援』をテーマに講演を行い、経営理念の重要性や現状認識の方法について解説いたしました。その後のグループワークでは、参加者の皆様が真剣に意見を交わし、熱心に取り組まれる姿が大変印象的でした。

続いて、金融庁企画市場局 審議官 新発田龍史様より、地域金融機関を取り巻く環境や課題、さらに地域金融機関に期待される役割や、今後の金融機関職員に求められる視点についてご講演いただきました。参加者の皆様は真剣な眼差しで耳を傾け、メモを取りながら自らの業務にどう活かすかを考えられている様子が見受けられ、前向きな姿勢が感じられました。新発田審議官のご講演は、若手職員の皆様にとって「地域に根ざした金融機関の使命」を改めて考えるきっかけとなったのではないでしょうか。

5日間にわたる本研修を通じ、金融機関職員の皆様のスキル向上に少しでも寄与でき、さらには県内中小企業・小規模事業者の支援に繋がることを願っております。
ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
最終回にふさわしい、充実した研修となりました。