「悔しい」は頑張るの元
こんにちは。熊本県よろず支援拠点コーディネータの西田です。
熊本を「日本一、女性が活躍できる県にしたい」と思い、日々奮闘しています。
今日お伝えしたいのは、女性起業家の卵のみなさんに
「二、三回ダメ出しもらったくらいで諦めないで」
ということです。
私にも若手新人起業家な時代がありまして。
その時のお話をしたいと思います。
遡ること十余年前。
起業したての私は、とある創業塾に参加しました。
(女性の参加が珍しい頃のお話です)
ある敏腕経営コンサルタントに、こう言われました。
「思いはわかった、が、あなたがやりたいことは趣味だ。思いで飯が食えるほど世の中甘くない。向いていない。旦那の稼ぎがあるだろう。諦めて子育てに専念しなさい。」
正論です。ぐうの音も出ません。
これが経営のプロからみた、正当な評価でした。
失格の烙印を押されて、失意のまま帰宅。
(旦那の稼ぎ…のくだりは個人的な意見なのでしょうけれど)
当時の私は、ただただ悔しかったのを覚えています。
あれから、十余年。
現在は、経営者に提案する立場におり、熊本の女性起業家支援の真ん中にいます。
(前述の方とは同じ立ち位置でお仕事しています)
女性が起業する場合、自身の体験や、社会的意義を感じて、など原体験がモチベーションになっているケースが多いです。
先出のコンサルタントがアドバイスしてくれたように、思いで飯を食う、稼ぎ続けることは、想像以上に大変です。
加えて、女性の場合は、自分ごとだけでなく、家事・育児(子供の成長に応じての葛藤)・パートナーの転勤・介護・病気などなど、変動要素が大きい傾向にあります。
正直、公私バランスをとりにくい時だってあります。
天変地異だってあります。
けど、それって、できない言い訳にはならないんですよね。
プロなんだから。
あと、当時、知人に言われました。
「悔しいは頑張るの元」
だと。私もそう思います。
悔しいも、できない、も、頑張るの燃料にすればいいです。
きっと、昨日の自分を超える力になります。
たくさんダメ出しされたおかげで、大怪我せずに助かったね。
さあ、ではどう次の一手を打つ?
それをどう実現させる?
その活動を続けるためにどうやって稼ぎつづける?
ご相談者のみなさんと、そんな対話ができたら、とても幸せです。
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