売れる商品にはワケがある
コーディネーターの茂田です。
実は売れる商品にはワケがあります。
私は「食」の販路開拓と商品開発のご相談がかなり多いんですが、ご相談の中で一番多いのは「この商品どうやったら売れますか?」「どこで売ったらいいですか?」「どうやって売ったらいいですか?」というご質問です。
いつも最初に「なぜ売れないのか」現状検証を行います。
振り返りです。
一番多いのが
「誰をどのような商品とサービスで幸せにしょう」としているのかというプランがない場合です。
「アイデア」のままで商品開発が進んでいて、「マーケティング」と「商品化計画」「利益計画」「販売計画」にまで進んでいない状態で「販売」を開始しているケースが多いです。
実は「モノは作っただけでは売れない」のです。
買い手への下記のプロセスを経て、やっとモノが売れるんです。
このプロセスが一つでも欠けたら「売れない」という状況が発生します。
⑴マーケティング(誰に)
⑵商品コンセプト(どんな商品を提供して、喜んでいただくのか)
⑶製造・加工
⑷デザイン(「食べたい」と思っていただく魅力を視覚的に表現)
⑸営業方法
⑹流通・販売チャネル(お客様が買いやすい販売先)
⑺販売形態
⑻販売サービス(おもてなし)
⑼ブランディング(商品ストーリーの伝達)
⑽広報(商品の魅力を知っていただく)
今まで「食」をテーマにした相談を2,000件受けてきました。
そして、約2,000件の相談から見えてきた
「売れる商品における共通点」は以下の通りです。
①商品を見たら使う(食べる)シーンが頭に浮かぶ
②こだわりや使いやすさなど、価値がイメージできる
③商品の裏にある物語に共感できる
④売り場で商品の情報がしっかり発信されているサービスがある
⑤何よりも「食べたい!」と思えるパッケージ
このように実は売れる商品にはワケがあります。
できれば、商品開発する前に相談にきていただければ幸いですが、すでに商品化されていて、売上UPに悩まれている方も、いつでもご相談されてください。
どのプロセスが課題なのか、一緒に考えていきましょう。
熊本県よろず支援拠点まで、ご気軽にご連絡ください。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。