平成30年度8,173件の重みと思いを胸に「令和元年」を生きる。

コーディネーターブログ

チーフコーディネーターの鹿子木(かなこぎ)です。8,173件とういう数字は、熊本県よろず支援拠点が平成30年度の一年間に経営相談に対応した件数です。平成29年度は5,260件でしたので、3,000件近く増えたことになります。また、相談件数の約7割が売上アップに関するご相談で、約2割が資金繰りはじめ経営改善に関するご相談、創業が約8%となっております。ちなみに、4,430者の皆様が相談にお見えになりましたが、その多くは従業員20名以下のいわゆる小規模事業の経営者の皆様です。

 

小規模事業者の皆様は非常にお忙しい方ばかりです。お忙しい中に時間をやりくりしてご相談にお見えになります。なぜ、その貴重な時間を、仕事を中断してまで、わざわざ相談に来ておられるのか。私たちは、その思い(悩み)を十分理解した上で経営者の皆様と向き合う必要があります。

 

その思い、そのお悩みに、真剣に向き合い、そして結果を出す。これが熊本県よろず支援拠点の使命の一つです。

そして私たちは、あさって5月1日から「令和」の時代を生きていきます。

 

「令和元年」は、熊本地震発生から4年目の年になります。復興需要が一段落し、売上が戻らず、資金繰り等にご苦労される中小・小規模事業者の皆様が増えることが懸念されております。繰り返しますが、私たち熊本県よろず支援拠点の使命の一つは、その思い、そのお悩みに、真剣に向き合い、結果を出すことです。そのために、「売上アップ」のスペシャリストと「経営改善」のスペシャリストが必要に応じてチームを組んで納得するまで伴走してご支援します。

 

さて、もう随分前になりますが応援団のドキュンタリー番組で、応援される側の野球部員がこんなことを言っておりました。

 

“もう負けると自分たちが諦めかけている状況でも応援団は炎天下でも団旗を持ち続け、声を張り上げ必死に応援している。屋上で、裏山で、時に、俺たち以上に練習している。そんな奴らが必死になって応援している姿を見たら、諦めた姿を見せるわけにはいかんですよ!”と。

 

平成26年6月に開設以来5年間、そして、6年目を迎える「令和元年」。応援者としてのマインドと熊本県よろず支援拠点の使命を胸に、チーフとして「令和元年」を生きていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

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