水害、噴火、熊本地震。耐えに耐えておられる阿蘇にやっと光が・・・

コーディネーターブログ

チーフコーディネーターの鹿子木(かなこぎ)です。この連休中、新聞スクラップをめくってみました。平成28年4月の熊本地震からの復旧、復興に関する記事の中で、特に、阿蘇地区の皆様のご苦労はいかばかりだったことかと思わずにはいられませんでした。熊本地震以前にも、平成24年7月の集中豪雨による甚大な被害、三年後の平成27年9月の阿蘇山噴火(レベル3)による宿泊客のキャンセル続出)、そして翌年4月の熊本地震と続きます。現在でも、宿泊客は地震前の実質6割だそうです。

 

そのような中、熊本県よろず支援拠点では熊本地震以降、商工会、自治体、金融機関等の皆様と連携して阿蘇地域の中小・小規模事業者の皆様の経営相談に対応させて頂いておりますが、他の地域の事業者の皆様に比べても厳しい経営環境に直面されている様子をひしひしと感じております。

 

そんな、復興道半ばの阿蘇に一筋の光が・・・。4月12日付け熊日朝刊に“豊肥線20年度全線再開も” “肥後大津ー阿蘇 復旧めど” “20年度にはこのほか、寸断された国道57号の北側ルートも開通予定等々”の記事が掲載されたのです。実は、前日まで全線開通にめどがたっていないと思っておりましたので、この記事を読んでどれほど嬉しかったことか。私でさえですので、阿蘇の皆様の喜びはまさにいかがばかりだったことでしょう!

 

熊日新聞によれば、外国人宿泊客は地震前から2割ほど増えているそうですから、令和2年(2020年)度に豊肥線及び国道57号が全線開通すれば、落ち込んでいる国内宿泊客の回復が期待されます。これまでの厳しい経営環境にあって生き残りをかけて経営改善等々に取組んでおられる経営者の皆様、ようやく一筋の光が見えてきたような気がします。これからも、熊本県よろず支援拠点は県はじめ地域の商工会、金融機関、自治体等と連携しながら、自然災害等々からの経営復活に向けて、経営改善チームと売上拡大チームが拠点内においてもチームを組んで伴走支援させて頂きたく思います。引き続き、どうぞ宜しくお願いします。

 

 

 

 

 

 

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