中小・小規模事業者支援に期待!
コーディネーターの大田黒です。
今日はちょっと(面白くないかもしれませんが)予算の話を。
経済産業省は、平成30年度予算の概算要求をまとめましたね。
概算要求額は、平成29年度当初予算比6.2%増の1兆4,198億円。このうち中小企業対策費は1,290億円で、平成29年度当初予算比15.6%増となっており、事業承継・再編・統合、IT導入支援、人材不足対応について重点的に取り組む内容となっているようです。
概算要求のポイントは、「中小企業等による地域未来投資の加速」として、
1.地域中核企業・中小企業の連携支援 178億(155億)括弧内は平成29年度当初予算額
2.事業承継・再編・統合による新陳代謝の促進 91億(61億)
3.中小企業におけるIT活用の拡大、人材不足への対応 32億(17億)
4.中小企業・小規模事業者の生産性向上に向けた取組(海外展開、商店街等) 195億(159億)
5.安定した事業環境整備(資金繰り、下請対策) 277億(240億)
と、軒並み予算増を要求しています。
2014年のデータですが、中小企業・小規模事業者は全国で380.9万者(企業全体の99.7%)。
うち小規模事業者は325.2万者(85.1%)と圧倒的に多く、中小・小規模事業者が日本を支えていると言ってもいいかもしれません。
頑張る中小・小規模事業者のために予算増を期待したいですね!
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