戸締まり用心!
こんにちは。熊本県よろず支援拠点コーディネーターの森田です。
突然ですが、皆さん会社やお店、家の戸締まりはきちんとされてますか?
当たり前ですよね。戸締まりをしていないと、泥棒に入られてもしかたないですよね。
ところがです、仕事などでお使いのパソコンや、インターネット機器などの戸締まりはしっかりされてますか?
私は、よく自治体や農商工団体、民間企業など様々な方々から、情報セキュリティに関する勉強会の依頼を受けるのですが、そこで受講者の方に質問を投げると、なんと7割以上の方が戸締まりに問題があるという結果がでます。
少なくとも以下の点は守っていただきたいことです。
・安易なユーザIDやパスワードの設定はしない
・パスワードは、英字、数字、記号を混ぜた最低8文字以上のものにする
・パスワードの使い回しはしない
他にもいろいろとやってほしことはあるのですが、この3点をきっちりやるだけでもかなりの効果が期待できます。
そして、もうひとつ
パソコンだけでなく、お使いのネットワーク機器のIDパスワードの設定もお忘れなく。
代表的なものとしては、複合コピー機、ルーター、WiFi機器、ネットワークカメラなどがあげられます。
これらの設定を、買った時のままにしておくと非常に危険です。見直しをしてくださいね。
情報セキュリティは、機器やシステムだけで守れるものではありません。
むしろ、利用者側の意識が大事です。
国もようやく対策に乗り出しました。
2月20日より、総務省が主体となって取り組むNOTICEという取り組みです。
NOTICEは、総務省、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)及びインターネットプロバイダが連携し、サイバー攻撃に悪用されるおそれのある機器の調査及び当該機器の利用者への注意喚起を行う取組です。
詳しくは、https://notice.go.jp を参照ください。
建物にどんな屈強な鍵をかけても、鍵の開け方が筒抜けなら意味がありません。どうぞお気をつけください。
セキュリティ対策についての相談は、よろず支援拠点でも受け付けております。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。