モデルやケースを学ぶということ
こんにちは、事務局の河津です。
真夏のような日差しが照りつける季節になりました。
経営者の皆さまは、そのお身体が最大の資本です。
少し早いですが、夏バテされないよう、体調管理にもご留意ください。
日差しとは少し違いますが、光があれば影が生まれるように、
モノゴトには“反面”があります。
書店に並ぶ書籍等で心惹かれる「ビジネスモデル」や「成功事例」にも、
同じく利点と留意点があります。
成功した事例を同じように実行して成功するとは限りません。
町工場からスタートした松下幸之助氏や井深盛氏・盛田昭夫氏のモデルを理解し、
同じ手法を取ればPanasonicやSonyのようになれるとは限りません。
これが、留意点です。
だからと言って他社の事例を学ばないのもモッタイナイです。
乗り越えた先に新たな課題があったり、課題が複数、同時並行で進んだり、
悶絶する想いのときもお有りと拝察します。
同様の悩みを克服した先達の事例は、
ときに、苦悩と苦難の連続の中に一つの光明を見出すきっかけになる、
そんな可能性があるからです。
これが、利点です。
最初から“意味が無い”と切り捨てられず、しかし、事例やモデルにとらわれ過ぎず、
というスタンスで学ばれるとよろしいかと存じます。次の格言は自戒を込めて。
Reading made Don Quixote a gentleman.
Believing what he read made him mad.
(ドンキホーテは読書によって紳士になった。
そして読んだ内容を信じたために狂人となった。)
by George Bernard Shaw
学術的なものであれ、立志伝的なものであれ、
他者の事例やそこから見出されたことから学ぼうとする姿勢は、
今後、私も肝に銘じていきたいと思います。
お一人で悩みを抱え込んだり、
解決策を見いだせずにいたりされる方で、
書籍ではなく人に話すことで光明を見出すきっかけになることもあります。
「熊本県よろず支援拠点」も、そんな“きっかけ”の1つとしてご利用ください♪
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。