1時間あたりの付加価値額を計算することで、営業利益を1.7倍にした会社
平成30年5月25日のブログ「モチベーションマネージメント」において、「労働時間1時間あたり付加価値額 = 付加価値額 ÷ 労働時間 」を計算して経営指標とすることをご提案しました。
但し、
付加価値額 = 営業利益 + 人件費 + 減価償却費
労働時間 = 付加価値額を生み出すための総労働時間数
当よろず支援拠点でご相談して戴いているA社に、この計算を部門別に行うことを提案し、その方法を支援しました。
その結果、1時間あたりの付加価値額を5,000円以上生み出すB部門と、1,000円くらいしか生み出さないC部門が明確になりました。そこで、B部門を伸ばし、C部門を縮小となるような業務のシフトを行いました。
部門別計算を始めた月から7か月間と翌年同月の7か月間の売上高と営業利益を比較しました。その結果、売上高は前年比96%となりましたが、営業利益は前年比169%と大幅に伸ばすことができました。
利益を増やすことで資金繰りが楽になり、会社の施策をスムースに実行できるようになります。
コーディネーター 原川 修一
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。